2022.04.18 【やさしい業界知識】表面実装機高速でプリント基板に部品など搭載

表面実装機(中央3台)を中心としたプリント基板実装生産ライン

 電気・電子機器を動作させるために、半導体や電子部品を配線したプリント基板(プリント配線板)が用いられる。表面実装機は、プリント基板に半導体や電子部品を搭載する装置で、「マウンター」または「チップマウンター」とも呼ばれ、電気・電子機器を製造する工程で重要な役割を担っている。価格も1台1000万円くらいから5000万~6000万円まであり、生産規模によって選定する。

 プリント基板は、まずガラスエポキシ材料などの基板上に銅箔(はく...  (つづく)