2022.05.23 【やさしい業界知識】冷蔵庫IoT対応機種も本格化 まとめ買いニーズなど大容量化

 冷蔵庫は、省スペース・大容量を軸にした収納力とともに、鮮度保持を重視した開発が進んでいる。コロナ禍で冷凍食品やまとめ買いニーズはさらに加速。IoT化を生かして外出先から庫内を確認し、「買い過ぎ」といった食品ロスを減らす機能の提案にも注目が集まっている。

 日本電機工業会(JEMA)の統計によると、冷蔵庫の2021年度国内出荷台数は前期比5.0%減の372万5000台。全体ではマイナスだが、501リットル以上の大容量タイプは前年...  (つづく)