2022.05.26 兼松がカーボンフライに出資第三者割当増資を引き受け

CNT導電助剤

 兼松は、新興カーボンナノチューブメーカーのカーボンフライへ出資した。カーボンフライが実施する第三者割当増資を引き受ける方法により、自動車部品メーカーであるエフ・シー・シー(F.C.C.)とともにカーボンフライの株式を取得したもの。

 1991年に発見されたカーボンナノチューブ(CNT)は、物理的性質(力学・電気・熱)や化学的特性に優れる。力学特性における引張強度は鋼鉄の100倍、ヤング率は5倍もあり、密度はアルミニウムの2分の...  (つづく)