2022.09.12 LED照明の拡販、年末に向け注力 節電への関心で需要高まる
山口市の松原電機は和風のペンダントライトも人気
節電への関心と需要を受けて、各地の電器店ではLED照明の販売が堅調に推移している。秋のキャンペーンや年末商戦に向けて販促に力を入れる。
エディオン石橋店(大阪府池田市)は、LED照明の問い合わせが一定して続く。約10年前の普及期に設置したLED照明の買い替え依頼も増えている。
同店では「家庭用の照明はほぼLED化され、今後は買い替え依頼が活発になるとみている」と話す。「せっかく家電を買うなら省エネ機種にする」という来店客も多く、LED照明を含め、節電効果が望める機種の引き合いが増えている。
東芝ストアーの松原電機(山口市)は、既にLED電球が普及している中、照明器具本体の買い替えを提案している。最新機種の安全性や省エネ性をアピール。デザインにこだわる顧客もおり、和風のペンダントライトも人気があるという。
顧客が部屋の薄暗さに慣れてしまっているケースも多いという。夕方に顧客宅を訪問した際に明るい部屋づくりを提案することでLED照明への買い替えにつながる場合も。同店では「年末にかけて(日暮れが早くなると)提案しやすくなる」と話している。
(13日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)