2022.09.26 ルネサス、ベトナムEVのビンファーストにSoC供給
今月初めにハイフォン市のビンファースト工場で調印式を実施した
ルネサスエレクトロニクスは26日、ベトナムのEV(電気自動車)メーカーのビンファーストとベトナムEVのビンファーストにSoC技術開発と半導体提供で協業を拡大すると発表した。
ビンファーストにSoC(システム・オン・チップ)、マイコン、アナログ半導体、パワー半導体などを供給。車載用アプリケーションやモビリティサービスを開発するための技術サポートも併せて提供する。
ビンファーストは、ルネサスの先端技術を得て新しいEVの開発を進め、年間生産・売り上げ台数の積極的な拡大を目指す。
ルネサスは2004年にホーチミン市に同国初の半導体設計拠点を設立。今年4月にはダナン市にも拠点を開設した。
両社は車両の情報とエンターテインメントを融合したインフォテインメントシステムで協業。ビンファーストの新型EVにルネサスの車載用SoCやアナログ製品が採用されている。