2022.11.15 【電波時評】「海の地図」始動、今も生きる忠敬の精神
日本の総海岸線約3万5000キロメートルの9割を航空測量し「海の地図」を作る日本初のプロジェクトが動き出した。今後10年を掛け、全国の浅海域の海底地形を地図化する取り組みだ。
日本の海岸線は省庁や自治体の管理・所管体制が複雑に入り組んでいるため一体的な調査が行えず、水深約0~20メートルの浅海域の詳細な海底地形情報は2%程度しか把握されていないという。
そこで日本財団と日本水路協会がタッグを組み、200... (つづく)