2022.12.08 【電波時評】日本が目指す次世代半導体とは
日本の半導体メーカーの1990年ごろの世界シェアは、LSIやDRAMを主力に5割超を誇った。だが2000年に入り、DRAMは微細化の巨額な投資が必要なロジック(CPU)が主流となり、日本メーカーは資金的にも失速し政府も「日の丸連合」を支えきれなかった。
日本の半導体産業復活に向け、政府は「半導体・デジタル産業戦略」を21年6月にまとめた。その一環で4000億円を投じてTSMCを熊本に誘致。さらに産学官協力による半導体設計や製... (つづく)