2020.01.22 5Gを使い高度医療 ドコモが和歌山県立医大で実証実験

実証実験で画面の平林医師と語る支援センターの上野医師

 総務省による次世代高速通信規格5Gの実証実験が、今春に商用サービス開始を控え、大詰めを迎えている。NTTドコモが8日に和歌山県立医科大学で行った、5Gを使った遠隔診療の実証実験では参加した医師から課題点が改善されつつあるとの評価を得た。

 5Gには、現行サービスの4Gよりも4K・8Kなどの画像の高速・大容量伝送を可能にし、音声などが遅れることなく通話できる低遅延、さらには多くのIoT機器の同時多数接続などの特徴がある。
  (つづく)