2023.01.13 個人の成長とチームワーク重要 TDK・齋藤昇社長インタビュー

齋藤 社長

 TDKは、2022年4月1日付で新社長に齋藤昇氏が就任し、約9カ月が経過した。齋藤社長は22年を振り返り、「今年度上期は、前期に引き続き、バッテリー事業が好調に推移し、全社の成長をけん引した。加えて、受動部品やセンサーといった別の柱が成長し、バランスの取れた事業ポートフォリオにステップアップしていく年になったと思う」と話す。

 同社は、「EX(エネルギートランスフォーメーション)」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を成長をドライブする市場に位置付け、世界的なEX/DXへの潮流を追い風に、今後も中長期でのビジネス成長を目指す。

 齋藤社長は、23年の電子部品市場展望について、「全体としては少し停滞局面になると感じているが、電子部品市場は、中長期では明るい。そうしたことを見据えて、新年に何をやるべきかということについて社内でメッセージを発信している」とし、「成長を図っていく上で最も重要なのは『人』。加えて重要なのは『チームワーク』。個人の成長とともに、それをつなげるチームワークをしっかりと育む。その後押しをしていく」と語った。

(齋藤社長インタビュー記事の詳細は、電波新聞1月16日付で掲載)