2023.03.10 室温でMg蓄電池から高エネルギー 東北大などの研究グループが新正極材料 ポストLIB実現へ大きな一歩
超多孔質MgMn2O4極小ナノ粒子の模式図(左)と電子顕微鏡像
東北大学多元物質科学研究所の小林弘明講師および慶応義塾大学の今井宏明教授らの研究チームは、マグネシウム(Mg)蓄電池の正極材料として有望視されているスピネル型のマグネシウムマンガン系酸化物(MgMn₂O4₄)の開発を行った。
オールジャパンの研究チームとして、個々の研究機関が得意とするナノ粒子化技術、多孔質化技術などを結集した新しい材料合成技術を開発し、超多孔質かつ極小ナノ粒子スピネルの合成に成功。スピネル材料を正極に用いる... (つづく)
続きは無料会員登録することで
ご覧いただけます。