2023.03.29 【関西エレクトロニクス産業特集】きんでん 技能五輪で柳選手が金メダル獲得
第46回技能五輪国際大会(特別開催)の再生可能エネルギー職種で金メダルを獲得した柳選手
昨年10月に京都で開催された「第46回技能五輪国際大会(特別開催)」の再生可能エネルギー職種に日本代表として出場した、きんでんの柳翔大選手が金メダルを獲得した。
技能五輪国際大会の同社選手の金メダル獲得は11個目、7人連続での獲得。同社の同大会メダル獲得総数は2個の銅メダルと合わせて13個になった。
再生可能エネルギー職種は、今大会から公式種目に認定され、中国、インド、日本の代表選手が出場した。日本からは昨年1月の代表選考会で選ばれた柳選手が出場した。
大会まで約9カ月と短期間での訓練となったものの、技能五輪全国大会電工職種銅メダルの実力に加えて、チームきんでんが全面的にバックアップし、競技で求められる広範囲な技術・技能を習得。体力、精神力も強化し、見事に金メダルを獲得した。
競技は、10月15~18日の4日間という長丁場に、①太陽光発電と小型風力発電システムの設置②太陽光発電および風力発電設備の保守③ソフトウエアを用いた発電所の設計④風力発電設備の模擬装置による運用、の四つの課題に挑んだ。
柳選手は「不安はあったが、新しいことに挑戦することが好きなのでワクワクして臨めた。多くの方の応援、声援が力になった」と話している。