2023.04.20 住友金属鉱山 次世代電池の開発を強化 研究施設建設、実証も 25年12月完成予定

 住友金属鉱山は、電池材料事業の拡大に資する高性能かつ低コストの正極材料と、その製造プロセスを開発する研究開発基盤を強化するため、パイロット設備の導入とそれらの設備を収容する建屋(電池研究所第2開発棟)の建設を決めた。建設開始は今年12月、完成は2025年12月を予定している。

 新しく導入するパイロット設備では、全固体電池用正極材料をはじめとする次世代正極材料と新しい製造プロセス開発を目指したパイロット規模での実証試験に取り組...  (つづく)