2023.04.20 米アプライドが半導体パターニング装置 1回のEUVステップで高密度配線

アプライドマテリアルズのパターニング装置「Centura Sculpta」

 米アプライドマテリアルズは、EUV(極端紫外線)を使った新しいパターニング装置「Centura Sculpta」を開発した。

 EUVパターンを2枚作成する「ダブルパターニング」に代わる新しいパターン形成技術「パターンシェイピング」を実装。

 EUVダブルパターニングを用いずに配線とビア(穴)の高密度化が可能になった。

 EUVマスクは1枚の作成(1回のステップ)で済み、2枚のマスクを位置合わせする際の合わせずれの恐れがなくなる。

 工程数や電力消費量が削減されるとともに、製造コストの低減といったメリットが期待できる。

 すでに複数の半導体メーカーでロジックの量産工程に標準採用されているという。

(21日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)