2023.04.28 アルプスアルパイン新社長に泉常務 栗山社長は会長に ハード・ソフト融合を強化

 アルプスアルパインは28日、泉英男取締役常務執行役員が社長に昇格し、 栗山年弘役社長が代表権のある会長に就く人事を発表した。6月23日開催予定の株主総会の承認を経て、 同日の取締役会で正式に決定予定。

 栗山社長はオンラインの会見で「泉氏はハード・ソフト融合の製品開発をリーダーとして進めてきた。様々な取り組みを刈り取り、成長へつなげるこのタイミングで社長を任せるのにふさわしい。技術者でビジネスにも通じている」と期待を語った。

 また泉氏は「指名をされ驚いたが、新しい分野に臆せず取り組んでいく」と抱負を語った。

 泉英男(いずみ・ひでお)氏 1964年生まれ、仙台電波工業高等専門学校(現仙台高専)卒、85年4月アルプス電気(現アルプスアルパイン)入社、 取締役車載新事業担当兼技術本部副本部長や執行役員デバイス事業担当などを歴任。新潟県出身。