2020.02.14 楽天、12月期連結は8年ぶり最終赤字計上

説明する三木谷社長

 楽天の19年12月期連結決算は、最終損益が前年の1422億円の黒字から318億円の赤字に転じた。

 4月からの携帯電話サービス開始に向けて設備投資がかさんだほか、自社物流網の整備・強化のための投資、同社が保有する米ライドシェア大手、リフト株に関し減損損失を計上したことなどが響いた。最終赤字は8年ぶり。

 連結売上高は主要事業が好調に推移し前年比14.7%増加した。中核のインターネットサービスは、国内のEC流通総額の拡大により...  (つづく)