2023.11.02 【インターナショナルオーディオショウ特集】アキュフェーズ 純A級ステレオ・パワーアンプ「A-80」出荷開始 A級動作領域を8%向上

純A級ステレオ・パワーアンプ「A-80」

 アキュフェーズは、50周年記念モデルであるモノラル・パワーアンプの最高峰「A-300」のテクノロジーを踏襲した、純A級ステレオ・パワーアンプ「A-80」の出荷を開始した。

 A-80は、新開発した「大型トロイダル・トランス」と「大容量平滑用フィルター・コンデンサー」に加え、電流供給能力に優れた「MOS-FET10パラレル」により、出力は65W/8Ω、130W/4Ω、260W/2Ω、520W/1Ωのハイパワーを達成。2018年に発売した純A級ステレオ・パワーアンプ「A-75」に対し、A級動作領域を8%向上させた。

 基板直付けスピーカーターミナルを採用しているほか、大型バスバーにより、出力の低インピーダンス化と理想的なアース構造を両立。スピーカー端子直近からのフィードバックにより、スピーカーからの逆起電力を完全に制御するなど、パワーアンプ全体での低インピーダンス化による理想的なスピーカー駆動を実現している。

 平滑用フィルター・コンデンサーとパワーアンプのドライバー段用コンデンサーには、音質のためにカスタム品を採用。自然な音色で純粋に音楽を楽しめる音質でありながら、重心の低さや広域の伸びの良さ、音場の広さ、奥行き感などを併せ持ち、魅力的な音質を追求している。

 また、プレシジョンMDSD SA-CD/CDプレーヤー「DP-770」も11月に発売する予定だ。18年6月に発売した「DP-750」を5年ぶりにフルモデルチェンジした製品で、一体型SA-CD/CDプレーヤーの最高峰として回路や素材、パーツを極限まで吟味し、高音質再生を追求した。

 「Hyper StreamⅡ Modulator」搭載のESS社製「ES9028PRO」に、独自のANCCを組み合わせることで50周年記念モデルの「DC-1000」に迫る超高性能化を実現。片チャンネル当たり8回路のDACを並列駆動する。電源構成やGND配線の見直しなどで性能を高めている。スピンドルモーターにアウターローター型ブラシレスDCモーターを採用し、低振動・低騒音を実現したほか、高精度回転軸の採用などDP-750の高品位ドライブを基に改良を重ねている。

 アナログ・プリアンプ「プレシジョン・ステレオ・コントロール・センター C-2300」も提案を強化。上級モデルC-2900で開発した「Balanced AAVA」を採用し、入力端子から出力端子まで信号の流れ全てが完全バランス構成のボリューム・コントロールとして高音質再生を実現している。