2023.11.10 【電池の日特集】パナソニック エボルタNEO 10年の長期保存可能 独自技術で液漏れにも強い

「EVOLTA NEO」

 パナソニックは、主力の高性能アルカリ乾電池「EVOLTA(エボルタ)」シリーズの最上位モデル「EVOLTA NEO(ネオ)」を軸に販促を強化していく。

 エボルタNEOは、2017年10月2日に「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス世界記録に認定された長持ち性能が特徴の一つ。より良い材料の使用と、材料の充塡(じゅうてん)量の増加により実現している。材料・工法・構造を掛け合わせた独自技術「乾電池エボルタ テクノロジー」を上回る性能・品質を可能にした「乾電池エボルタNEO テクノロジー」で、乾電池に求められるさらなる長持ち性能を実現した形だ。

 一度の電池交換で長時間優れたパワーを発揮する。懐中電灯の使用時間を比較すると、エボルタNEOは、エボルタに比べて約12時間長い約132時間使用できる。

 10年保存可能な長期保存性能もエボルタNEOは備える。もしもの時の備えにもなる上、長期保存後でも優れた性能を発揮する。万一の時にも安心して使用できるため防災用のストックに最適だ。

 長期間保存したものを長く安心して使うには、正しく保存しておくことが重要。同社はWebサイトで▽保管場所は直射日光・高温多湿を避ける▽使用期限内に使用を開始する▽機器から取り出して機器とは別々に保存する--という3点を挙げている。

 正極材に銀(Ag)化合物を採用した独自の「液もれ防止製法Ag+」を採用したことで液漏れにも強い。この技術により、液漏れの原因となるガス発生量を約30%削減したことで液漏れに強くなり、大切な機器のさびつきや破損を軽減していつでも快適に使用できるようにした。

 単1~単4形には逆接防止デザインを採用し、より安全性に配慮した「ユニバーサルデザイン」も取り入れている。

 安全性の視点から極性を識別しやすくするため、プラス極側ラベルの全周に「+」マークを表示。安全性の向上とともにデザイン的な特徴にもなっている。

 プラス極側には青色、マイナス極側には水色と識別しやすいように二つの違う色も採用した。エシカルパッケージも通常ラインアップに拡大し、環境にも配慮した対応を進めている。