トヨタ自動車のインド法人、トヨタ・キルロスカ・モーターは21日（現地時間）、南部カルナタカ州で新工場を建設すると発表した。インドでは3カ所目。330億ルピー（約600億円）を投じ、2026年の完成予定。年産10万台を予定し、約2000人の新規雇用を見込む。

　同州と覚書を結んだ。トヨタの同国での生産能力増強は12年以来。完成すれば、現地での生産能力は現状の年間約30万台から3割増の約40万台になる。

　同社はインド市場に対し引き続き非常に前向きだとコメントし、サプライヤーのエコシステムをさらに成長させる可能性を指摘。同国市場で、EV（電気自動車）やハイブリッドを含め、需要増に備える姿勢を示した。
（27日付の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）