2023.12.13 海外半導体企業、業績回復 まだら模様 生成AIではエヌビディア独走

半導体拠点を訪れる米バイデン大統領(ホワイトハウスのサイトから)

 海外主要半導体企業の業績は、収益力の差が目立ち、業績改善はまだら模様を呈している。巣ごもり特需の反動やインフレ、スマートフォン市場の成熟化などの中、メモリーは一時期の調整局面を脱しつつあるようだが、対話型・生成AI(人工知能)関連では米エヌビディアが独走状態にある。米中対立の先行き、中国の景気動向も、依然として不安要因だ。

 世界半導体市場統計(WSTS)が先月末に発表した秋季半導体市場予測では、2024年の半導体市場は前年比...  (つづく)