2020.03.25 XTIA、同軸計測で検査自動化推進 「光コム」レーザーに強み

海外展開を図るXTIAの八木社長

 非接触式3次元形状測定器を開発・販売するXTIA(クティア、東京都千代田区)は、製造業の検査工程自動化を促すため、「光コム」レーザーを活用した同軸計測の売り込みを強めている。

 光コムは、1本のレーザーの中に数百本の波長が並び、光のくし(コーム)のように見えることから名付けられた技術。周波数がわずかに異なる光を干渉させることで生じる「うなり」で位相を測定する。従来のレーザー測定より飛躍的に精度が向上した。

  (つづく)