2024.01.16 【半導体/エレクトロニクス商社特集】半導体/エレクトロニクス商社 24年の経営戦略 岡本無線電機 岡本崇義社長

岡本 社長

ロボット分野の活動を国内で強化

 岡本無線電機は、最新エレクトロニクスのフレキシブルな交差点「e-Junction」を事業コンセプトとして掲げている。この名称は通販サイトにも活用しており、サイトは昨年12月にはインデックスプロ社のアワードにおいて賞を受賞。今後も、製品がもっとも合理的なルートを選択しながらたどりつく機構の構築を目指す。

 同社では2014年からEC部を開設し、通販サイト「E-JUNCTION」を展開。掲載している取扱メーカー数は23年12月現在145社で取扱商品点数は約23万5000。

 また、メールマガジンの配信数を週2回に増やして、主力メーカーとの連携を強化し、サンプルを提供するなど、サイトにアクセスしやすい工夫を凝らす。

 この結果、インデックスプロ社の「indexPro Award 2023」で「代理店・取扱店部門賞」を受賞した。幅広い取扱メーカーと全国ネットワーク、また国内メーカーを中心としたサイトを運営することで、多くのクリック数が得られたことが受賞理由。代理店・取扱店情報の総合クリックで年度1位。2年連続の受賞となる。

 今後もメールの配信を継続するほか、メールマガジンの中に動画を取り入れるといった、見てもらえる取り組みを推進。メーカーとの連携を一層強化し、さらにアクセスしやすいサイトにする。

 上期の状況は、前年並みで推移。新紙幣発行向けの需要のほか、カーボンニュートラルへの動きからエネルギー関連向け企業で需要が拡大している。

 一方で、下期は在庫調整などの影響で落ち着いた状況が続く。

 岡本崇義社長は「自動車、医療、環境の3分野に加えロボット分野への活動を国内で強化している。海外でのエリア連携や日報情報の共有化など各所で取り組みを継続している。来年度は中期経営計画の最終年度となり、これまでの取り組みの集大成となる。次の成長に向けて、助力としたい。エレクトロニクス業界のジャンクションとなりたい」と語った。