2020.04.22 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル、「nocria」Xシリーズ

「nocria」Xシリーズ

温度などAI連携で学習

 富士通ゼネラルは、エッジAI(人工知能)とクラウドAIの連携に加え、床温度を検知する複眼輻射センサーを搭載した「nocria」Xシリーズを提案する。

 Xシリーズは、ユーザーによるリモコン操作や室内の温湿度、部屋(建物)の暖まりやすさ、冷えやすさ、気象情報などの様々なデータをクラウドとエアコン本体に搭載するAIが連携して学習。

 複眼輻射センサーで検知する室内の床温度も学習することで、ユーザーの好みや体感温度の予測精度をさらに高め「オーダーメイド快適」を実現する。

 専用アプリで、運転状況や電気代の確認、外出先からのオン/オフなどの機能をスマートフォンから操作できる。

 故障発生時に機種名やエラーコードをスマホに通知、修理受付フォームへ自動的に情報が反映され、すぐに修理依頼できる。

 エアコン内部の熱交換器を55度で10分間加熱しカビ菌や細菌の除去を行う独自の「熱交換器加熱除菌」や、室温気流と冷暖房気流を制御し暖房時に足元を暖め、冷房時は部屋の隅々まで冷気を届ける「デュアルブラスター」を搭載する。

 リモコンは「iFデザインアワード」を受賞。テーブルなどへの据え置き型として提案しており、画面の上で手を左右に振るだけで運転のオン/オフを可能にしている。独自デザインに対する評価が高まっている。