2020.04.22 【ルームエアコン特集】三菱電機、「霧ヶ峰」FZシリーズ
「霧ヶ峰」FZシリーズ
赤外線センサーで気流を制御
三菱電機は、人工衛星に搭載された赤外線センサー技術を使って気流制御を行う「霧ヶ峰」FZシリーズを訴求する。
FZシリーズは、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」にも搭載され、森林火災や火山活動、ヒートアイランド現象の観測に使用されている赤外線センサーの技術を活用。「サーマルダイオード赤外線センサー」を開発し、「ムーブアイmirA.I.+」として実装している。
ムーブアイmirA.I.+で部屋の中の温度分布がきめ細かく把握できるようになったため、温風、冷風の目標への到達度を判定し、家具や間取りなどで気流がさえぎられている状況を検知できる。
目標に気流が届いていないことを検知するとAI(人工知能)がリモコン操作ではできないような細かさで風向きを上下左右に微調整し、気流の到達度の検証を繰り返して目標に気流を届けるための最適な気流を探る。
リモコンの「A.I.自動」ボタンを押すだけで、AIが住宅性能を分析し、外気温の変化や一人一人の体感温度などを先読みし運転をコントロール。
エアコン本体には無線LANを搭載。専用アプリを使って外出先から遠隔操作できるほか、高精度化した赤外線センサーを生かし部屋の状況を熱画像で確認できるようにした。