2024.03.14 約6.5億円投じた新拠点 シンクレイヤが4月から稼働へ
エンジニアリングルーム
ケーブルテレビなどの放送・通信機器を手掛けるシンクレイヤ(名古屋市中区)が、新事業拠点「SYNC Labo(シンクラボ)」を4月1日から順次稼働する。最新システムを顧客にアピールする場にするとともに、技術力の強化やエンジニアの育成などにもつなげる狙いだ。
シンクラボは、最新システムを検証できるエンジニアリングルームとデモンストレーションルームのほか、顧客の設備を24時間365日見守る監視コントロールセンター、ミーティングスペース、リモート会議用の個室などを完備している。総工費は約6億5000万円。
システム・エンジニアリング部門を拡充するとともに、岐阜県可児市のソフトウェア開発部門と通信機器開発部門の一部を集約。技術力とソリューション力の向上を図る。
また、国内外パートナー企業との連携を強化する施設としても活用し、新市場の開拓・拡大にもつなげていく。アクセスしやすい名古屋市の中心地に技術開発部門を設置し、技術者の確保と育成も目指す。
(15日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)