2020.05.12 ローム、3月期連結は貿易摩擦など影響で減収減益
ロームの20年3月期連結決算は減収減益となった。19年10月に修正した業績予想に対し売上高で21億円届かなかったものの、利益はいずれも修正額を上回った。
藤原忠信前社長は「米中貿易摩擦の影響と、後半はコロナウイルス感染拡大でマーケットも商品も全体的に予想したより大きくへこみ、厳しい一年だった。自動車向けは当初需要が増えると見ていたが、台数が減り低迷した。FA向けも中国の設備投資が大きく落ちて部品需要は落ち込んだ。自動車売上高比率36%... (つづく)