2020.05.15 FCCなど研究グループが結晶粒界の熱伝導度を局所原子配列から直接予測するモデルを構築

 ファインセラミックスセンター(JFCC)、物質・材料研究機構(NIMS)、大阪大学、名古屋大学からなる研究グループは、計算材料科学とマシンラーニング(機械学習)を併用して、結晶粒界(粒界)の熱伝導度を局所原子配列から直接的に予測するモデルの構築に成功した。

 金属・セラミックス材料のほとんどは、多数の微結晶粒から構成された多結晶体。結晶粒の間に存在する粒界は、結晶内部とは原子配列が異なるために様々な性質を示すことが知られており...  (つづく)