2024.05.15 BIPROGY、自社戦略や地域課題対応 地域金融機関向けサービス
BIPROGYは、地域金融機関向け共同利用型クラウド勘定系サービス「OptBAE(オプトベイ)2.0」を2026年5月から提供開始する。
「OptBAE2.0」は、信用金庫業界初の日本マイクロソフトが提供するAzure上で稼働する利用型サービス。業務を効率化する機能群の拡充やAPIの拡充、BCP高度化機能を順次提供していく予定。
同サービスは、朝日信用金庫、京都信用金庫から、次期勘定系システムとして採用決定を受けており、朝日信用金庫は26年5月、京都信用金庫は27年1月に本番稼働を予定している。
近年、地域金融機関は、少子高齢化や人口流出、事業承継、労働力確保など、地域の課題に対応するため、自社内DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や地域の顧客の利便性向上に貢献するサービス拡充が求められている。
同社では、「OptBAE」を、金融機関の自社戦略や地域課題に必要な機能の選択や、独自オプションにも対応できるサービス利用型勘定系サービスとして、普及を図っていく。