2020.05.20 住友電工、3月期連結は新型コロナ影響で減収

 住友電気工業の20年3月期連結決算は、内外の経済環境の悪化で前年より710億円の減収、「このうち650億円が新型コロナの影響」(井上治社長)だった。

 厳しい環境下で五つの主要事業部門のうち増収増益は情報通信関連事業のみ。同事業では光部品やアクセス系通信関連が堅調で、売上高は前年比4.3%増の2174億円、営業利益はコスト削減などにより同8.8%増の178億円となった。

 主力事業の自動車関連は売上高が同1.5%減の1兆68...  (つづく)