2020.05.26 比IMIが人工呼吸器を生産へ

IMIが生産開始する人工呼吸器のプロトタイプ(写真提供IMI)

 【マニラ支局】フィリピンのEMS(受託生産企業)最大手、IMIは新規事業の一環として新型コロナウイルスの感染患者救済策の一環として、CPAP(シーパップ、持続陽圧呼吸療法)対応の人工呼吸器をフィリピンで生産する。生産時期は未定。

 CPAPは機械で加圧した空気を鼻から空気の通り道(気道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法。

 IMIは英国子会社STIと協議しながら商品化を進めており、英国...  (つづく)