2024.07.02 富士通Japanが給水装置工事申請にAI活用 全国初、神戸市と共同開発

AI図面審査システムによる自動検出結果と一覧表示のイメージ

 富士通Japanは神戸市水道局と共同で、給水装置工事申請に人工知能(AI)を活用した図面審査システムを開発した。工事事業者が申請した工事図面上の給水装置記号などをAIが自動検出する全国初の試みで、1日から運用を始めた。

 同局では、戸建て住宅を中心とした簡易な給水装置工事の電子申請化やリモート検査を導入し事業者の利便性の向上を進めてきたが、年間の申請件数は約6000件に上り図面審査に要する時間と手間が職員の負担になっていた。<...  (つづく)