2024.07.05 レゾナックがEV向けブレーキパッド開発 高い制動力と耐摩耗性を実現

欧米市場向け同社ディスクブレーキパッド(イメージ)

 レゾナックは3日、電気自動車(EV)に搭載する電動ブレーキシステム向けに、ノンアスベスト系摩耗材(NAO材)の高性能ディスクブレーキパッドを開発した。高い制動力と耐摩耗性を備えている。2026年の量産化を目指す。

 開発した高性能ディスクブレーキパッドは、ガソリン車と比較して車体重量が重いEVでの使用環境において、高い制動力と耐摩耗性を発揮する。現在、欧州Tier1ブレーキシステムメーカーにサンプルを提供し、26年の量産化を視...  (つづく)