デロンギ・ジャパンは19日、コールドブリュー（水出しコーヒー）機能を搭載した同社初の全自動コーヒーマシン「デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル 全自動コーヒーマシン」を9月3日に発売すると発表した。わずか5分の抽出時間でコールドブリューを味わえる最上位機で、市場想定価格は税込み34万8000円。

　新製品は、ポンプで水を少しずつ注いでコーヒーを抽出する「コールド エクストラクション テクノロジー」を搭載。通常12時間かかるコールドブリューを5分ほどで抽出する。

　デロンギ独自のミルク泡立て技術「ラテクレマ」も搭載し、ミルクがもっとも甘くなる抽出温度やきめ細かく舌触りが滑らかな泡を、ホットとコールドで楽しめる。ミルク以外にも、オーツミルクやアーモンドミルク、豆乳にも対応する。

　リフトアップ型トレイで、高さ16センチメートルまでのカップやタンブラーにも対応。付属のタンブラーで外出時もコーヒーを楽しみやすくなった。手入れも、電源オフ時に自動で行い、ミルクノズルの簡易内部洗浄も行う。

　専用アプリを使えば、豆の特性に合わせて抽出を最適化して自分好みのエスプレッソを抽出できる「ビーン アダプト テクノロジー」を体験できる。

　山田香菜子プロダクト・マネージャーは、「通年でアイスコーヒーを楽しむ意識が高まっている」とし、アイスメニューを強化した新製品で新たな需要を獲得していく構えだ。

（20日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）