2024.09.18 米インテル、受託生産事業を分社化 赤字拡大で経営立て直し

 【シリコンバレー=時事】米インテルは16日、半導体のファウンドリー(受託生産)事業を切り離し、子会社として傘下に置くと発表した。成長戦略の中心だった同事業だが、赤字が膨らんでいた。分社化で外部資本も受け入れられるようにし、経営の立て直しを急ぐ。

 ゲルシンガーCEOは従業員宛ての書簡で、分社化の意義について「成長と株主価値の創出を最大にする将来的な柔軟性を得られる」と説明した。

 同社のファウンドリー事業に...  (つづく)