2024.10.24 ペロブスカイトビジネスセミナー 電通大・早瀬教授招き、11月に東京で開催 新社会システム総合研究所

ライブ配信も

 新社会システム総合研究所(SSK、東京都港区)は「ペロブスカイト太陽電池の開発動向と展望」と題したビジネスセミナーを11月28日に東京都内で開催する。講師に日本政策投資銀行産業調査部ソリューション室の村松周平副調査役と、電気通信大学i-パワードエネルギー・システム研究センターの早瀬修二特任教授を招く。

 軽量、柔軟で透過性に優れる同電池は建築物壁面や農地などに設置できるとして期待を集める。村松氏は日本におけるペロブスカイト太陽電池の普及と日本メーカーの競争力強化の観点を中心に解説。早瀬氏は実用化のために解決しなければならない問題点を述べ、今後を展望する。

 企画したSSKは以前から同分野に携わる。担当者は「ペロブスカイト太陽電池関連のセミナーは開催のつど関心の高まりを感じている。同技術を重視する日本の政策動向も踏まえ、セミナーを通じ活性化を図る」と語った。

 同社の公式サイトで参加申し込みを受け付け中。オンラインのライブ配信、アーカイブ配信も行い、幅広く参加を募る。