ホンダは21日、電気自動車（EV）向け次世代バッテリーとして期待される「全固体電池」の量産に向け、本田技術研究所の栃木県さくら市にある拠点内に立ち上げた実証用生産ラインを2025年1月に稼働させると発表した。技術や品質などを検証した上で、20年代後半の量産化を目指す。

　全固体電池は現在主流の液体リチウムイオン電池と比べ火災リスクが低い上、充電時間が短く、1回の充電で走行できる距離が長いのが特長。ホンダは実用化できればEVの走...　　(つづく)