米エネルギーインフラ事業者は今年、ここ数年で過去最高益に達する見通しだ。生成AI（人工知能）など大量に電力を消費する技術の急拡大で、コモディティー（商品）市場でのボラティリティに対する投資家のヘッジや長期需要見込みが支えている。

　今年、S＆P500種が約25％高であるのに対し、パイプラインなどエネインフラ関連株で構成されたアレリアンMLP指数は46％高で、3月には過去最高を記録した。米石油・ガスパイプライン運営のキンダー・モ...　　(つづく)