2025.04.28 韓国・現代建設がエネ転換・新成長事業を拡大 水力発電など、伊藤忠商事と業務協約
左から伊藤忠プランテックの浅田裕彦社長、現代建設の李漢宇代表理事、伊藤忠商事の都梅博之副社長
韓国の現代建設が24日、日韓国交正常化60周年を迎え、日本を代表する世界的な投資開発およびエンジニアリング企業と建設協力を強化し、エネルギー転換・新成長事業分野のグローバル市場拡大を強化すると明らかにした。
同社は、総合商社の伊藤忠商事と事業的結束を固めるとともに、水力発電、データセンター(DC)、アンモニアおよび液化天然ガス(LNG)分野の事業機会発掘のための業務協約を22日に締結した。
この協約は、同社とグローバル投資・開発事業デベロッパーの伊藤忠商事、伊藤忠商事の子会社の伊藤忠プランテックの3者間協力体制で締結された。
伊藤忠プランテックは伊藤忠商事の子会社で、プラント設計・調達・施工(EPC)事業を専門とする。
今回の協約を機に、同社と伊藤忠商事は公的金融財源を活用した揚水発電所建設事業をはじめ、グローバルDC、アンモニアとLNGプロジェクトなど、両社が重点的に推進する事業分野で多様な協力機会を模索する計画だ。
両社は、インドネシアのサルーラ地熱発電所などの大型エネルギープラント建設を含む多数のプロジェクトを成功裏に進めており、緊密な協力... (つづく)