2025.07.23 【TECHNO-FRONTIER特集】技術シンポ、3日間開催 多様な業種からスペシャリスト集う

 TECHNO-FRONTIER2025では会期中、東京ビッグサイト会議棟6階で各種の技術シンポジウムが実施される。

 多様な業種の開発・研究・設計のスペシャリストが全国から集い、3日間にわたりさまざまな講演を行う。

 技術シンポジウムは、「第46回モータ技術シンポジウム」は23~25日の3日間、「第25回熱設計・対策技術シンポジウム」は24、25日の2日間、「第39回EMC設計・対策技術シンポジウム」は23日、「第33回バッテリー技術シンポジウム」は24日、「第40回パワエレ・電源システム技術シンポジウム」は25日にそれぞれ行われる。

 今年の技術シンポジウムでは、「自動車駆動モーターの最新技術」「AI(人工知能)を用いた熱設計・対策の設計最適化」「高熱伝導化が進む放熱材料・デバイス」「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)開発に向けたEMCシミュレーションの今」「最先端の全固体電池」「リチウムイオン電池のリユース、リサイクルと安全性」「パワエレ自動車」といった多彩なセッションが予定されている。未来のモノづくりを支える要素技術の最新情報が発信される。

 このほか、特別セミナーとして、23日には「電動車性能比較~BYD v.s. SU7、モデル3 v.s. サイバートラック~」が、24日には「熱設計の未来を語る『熱設計今昔物語』~温故知新~」が実施される予定だ。

 昨年のTECHNO-FRONTIER2024の技術シンポジウムには合計で約3200人が来場した。

 シンポジウムの聴講は有料で、事前登録制だが、当日受付も可能。シンポジウムのオンライン配信は予定されておらず、会場のみでの聴講となる。

 また、東京ビッグサイトの展示ホール内では、聴講料無料の各種講演会やセミナー(主催者セミナー、出展者セミナー)が、3日間にわたって準備されている。