2025.07.29 【九州・山口特集】NTTドコモ 九州グループの取り組み〈広告〉

移動基地車両は防災だけでなくイベントでも活躍

5Gエリアの充実図る

 ◇ドコモグループビジョンとブランドスローガンの刷新

 NTTドコモグループは、昨年9月にドコモグループビジョン「テクノロジーと人間力で新しいつながりを生み、心躍る価値創造で、世界を豊かに、幸せに。」を発表した。

 ドコモグループの使命である「つなぐ」という原点に真摯(しんし)に向き合い、「驚きと幸せ」に満ちた価値を社会へ提供するという思いを込めて、グループブランドスローガンも「つなごう。驚きを。幸せを。」に一新した。

 ◇ネットワーク強化によるお客さま体感向上

 お客さま体感向上を目的としたネットワーク強化では、2024年度に「通信改善の取組み宣言」を公表し、今年3月まで公共交通機関などにおいて設備容量を増強してきた。

 25年度は、既に対応が完了した沖縄の大型テーマパーク施設内全域の通信環境の構築のほか、福岡空港国際線、福岡市地下鉄七隈線、マイナビ ツール・ド・九州2025の大会会場の設備容量の増強を図り、サービス向上をめざしている。

 必須となる5G基地局の構築では、24年度も多数の基地局を構築してきたが、今年度はさらに基地局数を増やして設備容量の増強、5Gエリアの充実を図っていく。

 花火大会など、多くの人が集まるイベント会場でのエリア対策では、通常の設備では通信品質に影響を及ぼすことが想定されるため、移動基地局車を活用した対策を積極的に実施し、さらなる体感向上をめざす。

船上基地局なども活用

 ◇災害に備えた技術訓練と早期復旧体制の強化

 今年は梅雨こそ短かったが出水期を迎え、技術の承継・習熟を目的に災害に備えた社内訓練を実施している。今や人命救助や電力復旧には通信が不可欠と言われるほど、通信の重要度は高まっている。通信の早期復旧に向けて、平時から社内はもちろん、自衛隊や海上保安庁など関係機関と連携した訓練を行っている。5月には別府市で総合防災訓練を実施した。

 陸路が遮断された場合には海や空からのアプローチを実施し、船上基地局やドローン中継局といった関係機関のアセットなどを活用して早期復旧を図る。

ドコモのファン増やす

 ◇新料金プランによるイノベーションと多様なニーズへの対応

 ドコモではこれまで、ユーザーのデータ利用量に応じた複数の料金プランを提供してきたが、新たな価値の創造として、料金プランでイノベーションを起こしたいと考えている。

 データ利用量だけではなく「ドコモならではの〝バリュー〟」で、多様なニーズに応える料金プラン「ドコモMAX」「ドコモポイ活MAX」を用意した。

 新料金プラン以外にも、ユーザーの「好き」や「楽しみ」を全力でサポートしていくことで、さらなる顧客基盤と通信・スマートライフの拡大、地域の活性化につなげていきたい。

 ドコモが考える〝バリュー〟では、通信やサービスの提供にとどまらず、サービスと通信で多様なものをつなぎ、熱狂や感動、共感を生み出し、全ての人が豊かさを感じられる世界の実現をめざしている。

 ◇ファンダムマーケティングの展開

 これまでにも、幅広いファンがいるスポーツ領域でさまざまな取り組みを行い、より多くのユーザーがよりスポーツを楽しめるよう、プレーヤーだけでなく、スポーツを支える人や団体を応援してきた。

 新料金プラン・ドコモMAXの提供を皮切りに、6月からスポーツコンテンツ配信のDAZNと協業している。スポーツチームとの協業や、スタジアムのネットワーク品質改善などをさらに強めていくことで、ドコモのファンを増やし、ブランド価値を高めていくファンダムマーケティングを展開する。

 ドコモはJリーグとのトップパートナー契約を17年に締結し、サポーターがサッカーをより楽しんでもらえる取り組みを推進してきた。この協業をさらに発展させ、協業ビジョン「チームになろう。」のもと、共同プロジェクトを立ち上げている。

 アビスパ福岡をはじめ、九州・沖縄には複数のクラブがあり、サッカーの魅力を通じて「地域とサポーターとクラブのつながり方を、より多様に、楽しく、新しく」進化させ、サッカーの感動を共有できる「仲間」の輪を拡大する。

 Jリーグとの取り組みを一例として、今後はそのほかのスポーツやスポーツ以外のあらゆる業界と連携し、多彩な体験を届けていく。

金融でのサポート強化

 ◇地域連携と社会課題への取り組み

 より地域と連携した取り組みとして、石垣島ではd払いを活用した石垣空港ターミナルや地元商店街でのキャンペーンや協賛を実施し、地元企業と関係性を築いてきた。今後も石垣市の関連企業、団体とのつながりを育みながら、課題解決に向け、積極的な観光客誘致やキャッシュレス促進など課題解決に関与していく方針だ。

タブレット利用のバーチャル万博

 社会課題への取り組みでは、各県域で、子どもたちと共にアマモの藻場再生や森林づくりなど、生物多様性保全活動を実施している。

 最近では福岡市でタブレットやVR(仮想現実)を利用した仮想空間でバーチャル万博体験を開催し好評だった。

 ◇金融サービスの拡充

 金融サービスでは昨年11月に「dカード PLATINUM」の提供を開始し、多くのユーザーから評判が良い。直近では住信SBIネット銀行と資本業務提携契約を締結。金融サービスのラインアップに銀行を加え、ユーザーサポートを強化する。

 今後も、「つなぐ」を価値創造の源泉として、グループ各企業の強みをつなぎ、掛け合わせることで、パートナーと共に新しい価値を生み出し、さまざまなユーザーやコミュニティーに届けていく。