2025.07.31 東京エレクトロンの4~6月連結 減収減益
東京エレクトロンの2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比1.0%減の5495億8600万円、営業利益が同12.7%減の1446億9400万円、経常利益が同12.0%減の1473億4700万円、純利益が同6.6%減の1178億100万円となった。
市場では生成AI(人工知能)用途のメモリーや先端パッケージ向け設備投資が伸長したが、中国における成熟世代向け設備投資に一服感がみられた。
地域別の売上高構成比では中国(38.6%)とトップ。次いで台湾(20.3%)、韓国(16.1%)、日本(11.7%)と続く。
SPE(半導体製造装置)新規装置のアプリケーション別売上構成比は非メモリー(ロジック、ファウンドリ-など)が64%、DRAMが26%、不揮発性メモリーが10%となった。
連結業績を下方修正した。通期は売上高が2兆3500億円(前期比3.4%減)、営業利益が5700億円(同18.3%減)、経常利益が5790億円(同18.2%減)、当期純利益が4440億円(同18.4%減)と予測する。