2025.08.05 横河電機の4~6月連結 増収・営業利益9%増
横河電機の2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比1.0%増の1302億1100万円、営業利益が同9.3%増の162億200万円、経常利益が同8.9%減の156億900万円、純利益が同50.7%増の151億5300万円となった。
為替変動の影響を受けながらも増収。経常利益は為替差損により減益。純利益は法人税等調整額が減少し増益だった。
セグメント別の業績は、制御事業の売上高が同1.0%増の1219億1100万円、営業利益が同11.0%増の146億7100万円。売り上げは中東・アフリカ、欧州・CIS(独立国家共同体)、日本で伸びた。
測定器事業の売上高は同1.1%減の72億2500万円、営業利益は同1.4%増の14億6800万円となり、前年同期水準を維持した。
新事業他の売上高は同11.1%増の10億7400万円、同61.9%減の6100万円。
通期連結業績予想は据え置いた。売上高は前年度に受注した大型案件が売り上げに寄与するが為替変動の影響により前期比0.4%減の5600億円を見込む。