2025.09.04 【電波時評】「秋葉ガード下」のパーツ店の存在意義

 秋葉原のパーツショップを最近、取材する機会があった。昭和の秋葉原は電子部品の街、平成になると電器やパソコンの街で、最近はサブカルチャーの街として名をはせる。

 取材したパーツショップは、いわゆる「秋葉のガード下」にある昭和の時代の香りのする店だ。ただ高齢化が進むこれらの店にあって、店主は10年ほど前に店を引き継いだ若手だ。今、この種のパーツショップでの話題の中心は後継問題で、後継ぎがおらず、古くからの店が多く閉店していることだ...  (つづく)