グーグル・クラウド・ジャパンは4日、10月1日付で日本マイクロソフト出身の三上智子氏が代表に就任する人事を発表した。現代表の平手智行氏は、Google Cloud VP（バイスプレジデント）兼エグゼクティブアドバイザーに就く。

　三上氏は、日本マイクロソフトに20年間在籍し、IT業界のリーダーとしての実績を築いた。直近では執行役員常務として、大手エンタープライズ顧客向けの生成AI（人工知能）を活用したDX（デジルトランスフォーメーション）を指揮した。

　在任中には、新たな事業カテゴリーの確立や中小企業・法人顧客向けクラウドビジネスの大幅な成長をけん引したほか、米国本社で財務や経営戦略などの要職を歴任したという。

　三上氏は「AIとクラウド技術がビジネス変革のみならず、日本の未来そのものを再定義し創造するこの重要な転換期に、グーグル・クラウド・ジャパンという素晴らしいチームを率いることを心から光栄に思う」とコメントした。

　平手氏は、2019年から6年間代表を務めた。