シャープは、2019年から発売しているシンプルで使いやすいキッチン家電シリーズ「PLAINLY（プレンリー）」の新製品として、過熱水蒸気オーブンレンジ「RE-WF306」（市場想定価格8万6000円前後）を10月16日に発売した。

　 ユーザーから評判の良いPLAINLYシリーズは、「ここちよく暮らすための家電」をコンセプトに、機能・使いやすさ・デザインの側面からシンプルさを追求している。

　新製品は、日常の料理からパンや菓子作りまで幅広く活用できる。なかでも、米不足や物価高騰などを背景に、自宅でのパンや菓子作りが注目を集めており、豊富な自動メニューを搭載して使い勝手を高めた。手作りならではの安心感や焼き立ての香り、味を楽しめる。

　熱風コンベクション方式を採用しており、これからパンや菓子作りを始めたいという人が、チャレンジしやすいモデルとして開発した。

　本体背面にあるファンで庫内に熱風を循環させ、パンや菓子を一度に多く焼いても、きれいな焼き色に仕上げられる。

　庫内全体に熱風を効率よく循環させることで、むらを抑えて加熱でき、きれいな焼き色をつけられる。

　また、入門向けのピザパンやスコーンから、フランスの伝統的な焼き菓子ガレット・ブルトンヌ、シナモンロールといった本格的なメニューまで、自動でおいしく焼き上げる自動調理メニューを搭載する。

　定番メニューのロールパン、ピザ、クッキーなども含め、幅広く18の自動調理メニューを搭載する。パンや菓子作りのほか、日常の食事に役立つ自動調理は全体で110メニュー搭載している。

　レンジ機能を使って調理する「らくチン1品」も搭載。温められた食品から発生した蒸気を検知する「らくチン！（絶対湿度）センサー」が仕上がりを判定する。

　分量や調理時間を設定することなく、手軽に副菜などが作れるほか、冷凍食材にも対応している。

　使いやすさやスペースにも配慮。ドアがやさしく閉まるソフトダンパー搭載に加え、壁とのすき間をあけずに設置できる「左右・後ろピッタリ置き」に対応した。