2025.10.17 CEATEC2025が閉幕、4日間合計で約10万人が来場
CEATEC最終日の会場内=17日午後、幕張メッセ
電子情報技術産業協会(JEITA)は17日、同日閉幕したデジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC2025」の会期4日間合計の登録来場者数が9万8884人(前年比11.7%減)だったと発表した。同協会が当初目標に掲げていた「10万人」とほぼ同等の結果となった。
26回目の開催となった今年のCEATECは、10月14日から17日までの4日間、千葉市美浜区の幕張メッセを会場に開催された。「Innovation for All(イノベーション・フォー・オール)」の開催テーマのもと、幅広い業界から810社・団体が出展した(前回開催は808社・団体)。うち新規出展者数が318社と全体の39%を占めた。計222本のコンファレンスも実施された。
会場では、様々な企業・団体が、AI(人工知能)に焦点を当てた製品やソリューションを紹介し、AIがもたらす未来社会や革新的な技術ソリューションなどをデモンストレーションを交えて発信した。登録来場者数は4日間のいずれも2万人を超え、特に最終日の17日は、会期中最多の3万376人が会場を訪れた。
また、開催初日の14日夜に都内のホテルで行われたオープニングセレモニーには、来賓として平将明デジタル大臣らが出席したほか、石破茂首相もビデオメッセージで祝辞を述べた。
CEATEC2025は17日で閉幕したが、CEATEC公式Webサイトでは、10月31日までオンライン限定セッションの聴講が可能となっている。
次回の「CEATEC2026」は、26年10月13日から16日までの4日間の会期で開催される予定。