2025.10.31 全固体電池「耐熱性と大容量化はトレードオフ部分ある」マクセル中村社長、方向性分け開発

マクセルの150℃対応セラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010T」

 マクセルの中村啓次代表取締役取締役社長は注力する全個体電池について、用途拡大のため「大きく(大容量化)していきたいという開発の大きなトレンドがある」とした上で「耐熱性そのものとは少し技術的トレードオフ」の部分があると課題を語った。そのため開発の方向性として、「耐熱性を含め機能を高めていく部分と、電池そのものを大容量化していく部分を分けねばならない」とした。10月31日に開催した2025年度第2四半期(25年4~9月期)決算説明で明らかにした。  (つづく)