2025.11.13 ソフトバンクグループ、純利益2.9倍の2.9兆円 25年4~9月期、投資事業好調で過去最高
ソフトバンクグループの2026年3月期第2四半期(25年4~9月)の連結決算は、純利益が前年同期比2.9倍の2兆9240億円と、第2四半期として過去最高を更新した。米オープンAIをはじめとする人工知能(AI)関連の新興企業に投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」など主力の投資事業の利益が拡大した。
オープンAIへの投資利益として2兆1567億円を計上。ソフトバンクグループの後藤芳光専務は「オープンAIへの投資価値は成長している」と述べ、225億ドル(約3兆4800億円)の追加投資を12月に予定通り行う方針を示した。
また、保有していたエヌビディア株について、10月に資産運用子会社の保有分も含めすべてを58億3000万ドル(約9000億円)で売却したことも発表した。売却益の一部はオープンAIへの投資に充てる方針。




