2026.01.09 日本冷凍空調工業会が賀詞交歓会 エネルギー効率の高い製品に磨きを

JRAIAが賀詞交歓会を開催した

 日本冷凍空調工業会(JRAIA)は9日、東京マリオットホテル(東京都品川区)で「新年賀詞交歓会」を開催した。加盟企業や団体、官公庁などから関係者が参加し、冷凍空調業界の飛躍を誓った。

 冒頭のあいさつに立った澤井克行会長(ダイキン工業常務執行役員)は、「冷凍空調産業は、エネルギー効率の向上と脱炭素(カーボンニュートラル)を同時に実現するキーテクノロジーとして、より一層の役割が期待されている」と展望。「2050年のカーボンニュートラルの実現を控え、冷凍空調機器の省エネ化や暖房給湯機器のヒートポンプ化によるGHG(温室効果ガス)の排出削減がより求められるだろう」と述べた。

 澤井会長は「26年はカーボンニュートラル実現に向けた重要な年」と位置づけ、環境技術・環境課題に向き合い、市場に投入されたエネルギー効率の高い製品に、さらに磨きをかけることを呼びかけた。

 さらに「午年となる今年は、先見性やスピードが問われる年と言われている」と話し、「的確な情報発信や業界全体で学び合い、高め合えるプラットフォームとしてのJRAIAの役割を推進していく」と力を込めた。

 来賓のあいさつには、経済産業省製造産業局産業機械課の須賀千鶴課長が登壇。須賀課長は参加者に向け、「ビッグデータやAI(人工知能)の時代には、機器から取れる質の高いデータをどうAIに食べさせていくかが競争の軸の一つとなる。AI時代への対応も進めていくことを期待している」とした上で、「政府として省エネ製品の購入促進など各種の支援策を講じ、空調業界の挑戦を後押ししていく」とあいさつした。

 JRAIAは、27~30日に空調冷熱関連の国際展示会「HVAC&R JAPAN 2026」を東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する。澤井会長は「展示会では冷凍空調業界の最新の技術や製品、サービスを展示する。たくさんの来場をお待ちしている」と話した。