2026.01.19 【ネプコン ジャパン】カトーレック ニーズに応じ幅広く最適なEMS提案

高松本社工場(高松市)

 カトーレックは、主力の電子機器受託製造サービス(EMS)の提案力を強化している。電子機器の設計や部品調達、製造、生産技術のサポートなど、国内外の多様な顧客ニーズに応じて最適な提案を行えることが大きな強み。

 具体的には、製造拠点を国内(高松、松山)と中国(蘇州、広州)、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、メキシコ(ティフアナ、グアナフアト)、インド(プネー)の合計9カ国12拠点を設け、主に日系企業を対象に基板実装を中心に展開している。

 各工場ともに、多品種少量生産に対応するフレキシブルな生産を実現。世界のどの工場で生産しても「同一品質、同一サービス」を提供できるグローバルプラットフォームを整えている。

 市場環境の変化や世界情勢の影響によりASEAN各国への生産拠点の変更や国内回帰など対策が取られているが、グローバルに生産拠点を構えており、カントリーリスクなどにも柔軟に対応可能だ。

 生産品目は家電や車載から医療機器や航空・宇宙機器までと幅広い。宇宙機器では、高度な生産技術が必要なロケットエンジン基板も受託し、生産を拡大している。

 3月に新高松本社工場(高松市)が竣工しゅんこうし、高松本社と高松工場、グローバルEMSセンターを移転統合した。敷地面積は約1万840㎡、鉄骨造4階建て。延べ床面積は2万2089㎡となり、旧高松工場と比較して生産規模が拡大した。

 展示会では電子機器の設計、部品調達、製造、生産技術サポート等、顧客の製品や要望に応じて最適に提案できる展示をしている。同社の公式ホームページでは、「ネプコン ジャパン」の開催に合わせて、オンライン展示会も開催中だ。

 2025年7月には、四国の製造業として初めて、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「Nearly ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」認証を取得し、今後も環境に配慮する取り組みに力を入れていく。