2026.01.26 能登被災地にIoTトイレ、クラウドでメンテナンス最適化 荏原製作所
荏原製作所がクラウドサービスなどを提供するリサイクルトイレ(出所=同社)
TI plusホールディングス(大阪府貝塚市)が石川県輪島市に寄贈したリサイクルトイレ「エコノワ」で、ポンプ大手の荏原製作所が手がけるワイヤレスセンサーとクラウドを使ったリアルタイム状態監視サービス「EBARAメンテナンスクラウド」が採用された。
荏原は、ポンプをはじめとする製品の製造販売だけでなくクラウドサービスなどを組み合わせたソリューションに力を入れており、これを同社の社会貢献活動「荏原レスキュー」に生かした。
輪島市は、2024年の能登半島地震で大きな被害が生じ、26年1月時点も復興途上にある。荏原は、ポンプなどのインフラ設備復旧支援、義援金拠出、水害復旧時向けマニュアル制作などを行った。今回輪島港の一角に再整備した施設「マリンタウンこどもの広場」がリサイクルトイレを導入するにあたり、25年にポンプ設備一式とクラウドサービスを提供した。このトイレは、排水を処理しトイレの洗浄水に再利用することを打ち出した設備。

マリンタウンこどもの広場は児童の遊び場や、近隣の仮設住宅住民の憩いの場としているが、隣接するトイレは被災により使用できない状況が続いていた。荏原製作所は、リサイクルトイレの状態監視により運転の省力化やメンテナンスの最適化など行う。地域の復旧、復興に資するものとして輪島市の坂口茂市長より感謝状も受け取っている。








